Home > 環境にやさしいエネルギー生産
エネルギー価格が上昇し続ける一方で石油・ガス備蓄量が減少する時代、代替エネルギーというものがますます重要になります。有り余るほどあって、採取後もすぐに増える資源【木材(廃材・端材)】をエネルギー生産に利用しないという手はありません。
木材は太陽エネルギーを蓄積した、永久に再生可能な天然のエネルギー源であり、環境に最もやさしい給源です。木材の燃焼時に発生する二酸化炭素は植物の生育で吸収され、そこで酸素に変換されているためです。
特殊な仕組みの燃焼室と制御システムの導入によって、木材のほかにも農業副産物や各種バイオマスを燃料として利用できるようになりました。
当社は燃焼技術施設専門の総合メーカー「ポリテクニック社」のバイオマスボイラーを導入(2007年9月稼動)し、排出量の少ない、環境にやさしいエネルギー生産に取り組みます。
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ポリテクニック社が取り扱う燃焼施設は、生物資源を燃料とする設備です。施設の規模は200kwから20,000kW(一基あたりの出力)まであり、投入する燃料の種類や含水率に合った燃焼システムをそれぞれの施設に利用します(階段式ストーカ炉、水平式ストーカ炉など)。
熱媒には、温水、高温水、蒸気、サーモオイルを使っています。
施設では、暖房、プロセス熱や電力(蒸気タービンやサーモオイルによるORCプロセスを利用)を生産できます。その出力範囲は、200〜5000kWel(電力)に達します。
ポリテクニック社の燃焼施設は、製材・木材加工業ばかりでなく、一般産業部門や公共部門で利用されているほか、地域集中熱供給、地域熱供給、エネルギー配給会社での電力生産に役立っています。